見た目と肉
成鶏の体重は雄9.5ポンド(約4.3 kg)・雌7.5ポンド(約3.4 kg)ほどです。鶏冠は鮮紅色の単冠で5つの切れ込みがあり、脚と皮膚は黄色。名前のとおり、白と黒の横縞(バー模様)の羽が特徴です。年に約200個の褐色の大きな卵を産みます。
なりたち
19世紀半ばにアメリカで作られた品種です。1849年にボストンで初めて展示された個体はそのまま定着せず、1869年にマサチューセッツ州ウースターで再び現れた系統が、今のプリマスロックの直接の祖とされています。スペイン種・白色コーチン種・ドミニーク種・黒色ジャワ種・バフコーチン種・ブラーマ種などの交配で作られたとする説があります。最初のプリマスロックはこの横斑(バー模様)で、白色やバフ色など後から生まれた色変わりと区別して横斑プリマスロックと呼ばれます。1874年に米国家禽協会(APA)の標準に採用されました。
丈夫さや温和さ、抱卵性、卵や肉の質のよさから、第二次世界大戦までアメリカでもっとも広く飼われた鶏種のひとつとなり、1920年代のブロイラー産業の基礎品種のひとつにもなりました。地鶏肉の日本農林規格(JAS)では、明治時代までに日本に導入され定着した品種として、在来種の一覧に名前が載っています。
世界では
The Livestock Conservancyの保存優先種リストからは2023年に卒業しており、個体数は回復した区分として扱われています。

