トップ › 品種 › 軍鶏

軍鶏 Shamo

江戸時代初め・タイから

闘鶏肉用天然記念物
軍鶏

見た目と肉

三枚冠または胡桃冠で頸が長く、体は頑丈で気性は剛毅です。体の大小によって大型・普通型・小型の3種に分けられ、紅笹・赤笹・黄笹・白笹・白色・黒色など色の系統も複数あります。

なりたち

江戸時代の初めにタイ(シャム)から渡来したとされ、名前もシャム(現在のタイ)に由来するといわれています。渡来するまでは小国鶏が闘鶏の主座を占めていましたが、軍鶏が到来してからは闘鶏に盛んに使われるようになりました。1941年(昭和16年)8月1日、大シャモ・普通シャモ・小軍鶏・大和軍鶏・金八鶏・南京シャモ・越後南京シャモの7つの内種を一括して、国の天然記念物「軍鶏」に指定されています。

日本では

東京しゃも、奥久慈しゃも、近江しゃもなど、「しゃも」を名乗る地鶏の父方として全国で使われています。地鶏・銘柄鶏・若どりの違いでも触れているとおり、JAS地鶏の在来種の組み合わせとしてもよく登場する系統です。

もと

      • セキショクヤケイ
      タイの闘鶏
    軍鶏

鶏の系統図で見る →

この品種から生まれた品種

この品種の血を引く銘柄(10)

茨城(1)

奥久慈しゃも

東京(1)

東京しゃも

滋賀(1)

近江しゃも

山口(1)

長州黒かしわ

出典

  1. 鶏病研究会「国の天然記念物指定鶏(表2)/地鶏の起源と定義」(https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010813429.pdf・2026年9月26日確認)
  2. 日本生物工学会「日本鶏(にほんけい)のご紹介」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/seibutsukogaku/99/12/99_99.12_648/_article/-char/ja・2026年9月26日確認)
  3. 文化庁「軍鶏(国指定文化財等データベース)」(https://online.bunka.go.jp/db/heritages/detail/140147・2026年9月26日確認)

写真

写真の出典(1)
  1. 軍鶏: Minseong Kim、CC BY-SA 4.0、Wikimedia Commons「File:Shamo chicken.jpg」(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shamo_chicken.jpg)を切り抜き・縮小