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オーロックス Aurochs

オーロックス

見た目とくらし

オーロックス(Bos primigenius)は、いまの牛の遠い祖先にあたる、すでにいなくなった野生の牛です。化石の記録では70万年前にはすでに現れており、ヨーロッパ、アジア、北アフリカに広く分布していました。雄は体高2メートル近くまで成長し、体重は1トンに達し、大きな角を持っていました。イギリスのフォームビーの干潟では、9,000年前のオーロックスの足跡が、同じ場所を歩いた人の足跡とともに見つかっています。

家畜になるまで

牛の家畜化は、いまからおよそ1万年前に始まりました。別々に起きた2つのできごとがあり、一つはおよそ1万500年前に地中海の東側で起きた、こぶのない牛(タウリン牛、Bos taurus)を生んだできごと、もう一つはおよそ9,000年前にインダス川流域で起きた、こぶのある牛(ゼブ牛、Bos indicus)を生んだできごとです。黒毛和種をはじめ、世界に1,000を超える牛の品種は、たどっていくとみなオーロックスという一つの祖先に行きつきます。

いなくなるまで

オーロックスは、生息地の減少と乱獲によって数を減らし、15世紀までにほとんどの地域から姿を消しました。最後まで残った群れはポーランドのヤクトルフの森にいましたが、1627年に最後の1頭が死んで絶滅しました。

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ここから生まれた品種

出典

  1. Natural History Museum, London「From aurochs to burgers」(https://www.nhm.ac.uk/discover/from-aurochs-to-burgers.html・2026年9月26日確認)

写真

写真の出典(1)
  1. オーロックス: Charles Hamilton Smith、Public domain、Wikimedia Commons「File:Ur-painting.jpg」(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ur-painting.jpg)を切り抜き・縮小