見た目と肉
日本短角種は毛色が褐色で、繁殖に使う雌牛はおよそ体重590kg・体高132cmが目安です。放牧に適し、早熟で哺育能力に優れています。去勢肥育牛は生後7.6か月・245kgほどから肥育を始め、22.5か月・685kgほどで出荷されます。
なりたち
岩手・青森・秋田・北海道を中心に飼育されています。肢や蹄が丈夫な南部牛にショートホーン種を交配してつくられ、昭和32年(1957年)から統一された登録が始まりました。
日本では
夏は山地に放牧し、冬は里に下ろして飼う「夏山冬里方式」で飼育されるのが特徴です。受胎のためにまき牛(自然交配)が行われ、労力をかけずに子牛を生産できることから、たばこや園芸、漁業などと組み合わせた複合経営にも向いています。ただし近年は飼育頭数が減っており、放牧地の活用や景観の保持が課題になっています。いわて短角牛やかづの牛、もりおか短角牛などに使われています。北海道の北里八雲牛は、日本短角種にフランス原産のサレール種を掛け合わせた交雑もあわせて使っています。
