1人あたりの肉の消費の移り変わり
日本人1人が1年に食べる肉は、1960年度の5.2 kgから2024年度の34.3 kgへ、6倍以上になりました。同じ期間に魚介類は27.8 kgから21.3 kgに減り、いまは肉のほうが魚より13 kg多い。親の世代、祖父母の世代が「昔は肉なんてめったに食べなかった」と言うのは、数字のとおりです。
牛・豚・鶏の伸び方
| 系列 | 1960 | 1975 | 1990 | 2005 | 2024 |
|---|---|---|---|---|---|
| 牛肉 | 1.1 kg | 2.5 kg | 5.5 kg | 5.6 kg | 5.9 kg |
| 豚肉 | 1.1 kg | 7.3 kg | 10.3 kg | 12.1 kg | 13.2 kg |
| 鶏肉 | 0.8 kg | 5.3 kg | 9.4 kg | 10.5 kg | 14.9 kg |
いちばん伸びたのは鶏肉です。1960年度に0.8 kgだったものが、1975年度に5.3 kg、1990年度に9.4 kg、2005年度に10.5 kg、2024年度に14.9 kg。この間ずっと増え続け、いまは牛・豚・鶏の中でいちばん多く食べられています。
豚肉は1960年度の1.1 kgから1975年度に7.3 kgと、最初の15年で一気に増えました。その後も10.3 kg、12.1 kg、13.2 kgと伸びていますが、勢いは鶏肉ほどではありません。
牛肉は1.1 kgから2.5 kg、5.5 kgと増えたあと、1990年度の5.5 kgから2024年度の5.9 kgまで、30年あまりほぼ横ばいです。牛肉だけは、直近の1年でも6.1 kgから5.9 kgに減っています(豚肉は13.1 kgから13.2 kg、鶏肉は14.4 kgから14.9 kgに増加)。
肉と魚の入れ替わり
肉類の合計は5.2 kgから34.3 kgへ。魚介類は27.8 kgから21.3 kgへ。1960年度には魚が肉の5倍以上あったのが、2024年度には肉が魚を上回っています。食卓の主役が、この60年あまりで入れ替わったことになります。
数字の読み方
ここでの「1人あたり」は、食料需給表の「国民1人・1年当たり供給純食料」です。国内に供給された食料の量を人口で割った値なので、実際に口に入った量そのものではなく、お店や家庭で捨てられた分も含んだままの数字です。年は「年度」で、4月1日から翌年3月31日までを1年と数えます。2024年度の値は概算です。自給率と輸入先も、同じ食料需給表から出ています。