トップ › 品種 › ランシャン種

ランシャン種 Langshan

19世紀・中国から

卵用肉用
ランシャン種

見た目と肉

コーチン種やブラーマ種より小柄ながら、体に厚みがあり丈の高い体型が特徴です。体重は雄9.5ポンド(約4.3 kg)・雌7.5ポンド(約3.4 kg)ほど。皮膚は白く、豊かな胸には白い肉が多く含まれます。脚と足指は青みがかった黒色で鱗の間はピンク色を帯び、足裏は白いのも特徴です。単冠で、コーチン種やブラーマ種より脚や足指の羽毛は少なめです。

なりたち

中国江蘇省南通の南、揚子江沿岸にある「狼山(Wolf Hill、ランシャンの名の由来)」が原産地とされます。1872年に英国の軍人がはじめて英国へ持ち帰りましたが、上海(コーチン種)経由で運ばれたため、当初は黒色の上海鶏(コーチン)と混同されることもありました。英国に渡った系統は脚が長く胴の深い姿で広まり、1878年にはアメリカへも輸入されています。黒色は1883年、白色の突然変異は1893年に米国家禽協会(APA)の標準に採用されました。

世界では

年に150個以上の大きな褐色卵(紫がかった濃い褐色のこともある)を産みます。The Livestock Conservancyの保存優先種リストでは「Threatened(危機)」の区分で、原産地の中国でも政府による保存の取り組みが進められています。

日本では

天草大王は、ランシャン種の血を引く銘柄です。

鶏の系統図で見る →

この品種の血を引く銘柄(1)

熊本(1)

天草大王

出典

  1. The Livestock Conservancy「Langshan Chicken」(https://livestockconservancy.org/heritage-breeds/heritage-breeds-list/langshan-chicken/・2026年9月26日確認)

写真

写真の出典(1)
  1. ランシャン種: Matthew Vearing、CC0、Wikimedia Commons「File:Australian Langshan Pair.jpg」(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Australian_Langshan_Pair.jpg)を切り抜き・縮小