見た目と肉
標準体重は成鶏で雄3.3 kg・雌2.3 kgほど。羽色は全身が金属光沢を持つ緑紫黒色で、目・脚・爪・嘴もすべて黒色です。とさかと耳たぶは赤色、脚は暗い鉛色をしています。鳴き声は普通7〜8秒続き、なかには10秒に達するものもあります。
なりたち
島根県と山口県でかなり古くから飼育されてきた中型の鶏です。長く鳴く性質や、尾羽が長く伸びる形質から、小国鶏(京都府・三重県・滋賀県を生息地とする国指定天然記念物)の系統であるとされますが、その成立過程はよくわかっていません。1951年(昭和26年)6月9日に国の天然記念物へ指定されました。
日本では
現在は山口・防府・徳山の3市とその付近の町村、隣接する島根県の一部でのみ飼育されていて、他の都道府県には見られません。防府市大崎の玉祖神社内で飼育され、境内には黒柏発祥の地の顕彰碑が建っています。山口県日本鶏保存会が保存にあたっており、長州黒かしわは黒柏鶏の血を引く銘柄です。